こんにちは、小田急ビルサービス営業推進部です。
さてさて、前回の更新から少し時間が空いてしまいましたが、今回も東京ビッグサイトで開催された「ビルメンヒューマンフェア&クリーンエキスポ2021」での内容になります。
当社設備の現業で活躍している河野さんが『5W1Hマネジメント発想で考える「現場リーダーの知恵と工夫」』をテーマとしたセミナーに登壇し、「小田急ビルサービス 設備事業部初の女性管理者として」というタイトルで話をする機会をいただきました。
河野さん曰く、ビルメンテナンス業界は男性従業員が多い職場であり、ご本人も女性管理者として現場に出向くことにかなり不安があったようです。
しかし、河野さんは相手に性別を意識させないことを心掛けつつ、所属員の心を開くために積極的にコミュニケーションをとり、お互いの心の垣根をとる努力を行ってきました。
今ではベテランの所属員に対しても、ガツンと指導することができる(笑)ようで、管理者として風通しのよい職場づくりに努めています。
また、河野さんは、部下に日々の業務を“何のために行っているのか”、いろいろな角度で考えてもらうことを育成のポイントとしています。
「What(なにを)」「How(どのように)」だけではなく、「Why(なぜ)」の大切さをあらためて意識させることで気づきが生まれたり、ミスを繰り返さないようになるとの話でした。
しかしその反面、部下に「Why(なぜ)」を繰り返して聞いてしまうと詰問しているようになるため、使い過ぎはいけないと感じることもあるようです。
部下のことを真摯に考えているからこその悩みですね。
最後に、「職場や部が掲げる目標を達成するため、所属員一人ひとりの力を合わせて業務を行っていきたい」と、力強く話した河野さん。
今後も当社従業員を牽引していく存在であってほしいと、先輩として期待しております。貴重なお話をどうもありがとうございました。